忙しさから逃れるための3つの習慣

~60点でいい。ちゃんとしすぎないで、自由になる~

「毎日忙しい…」「やることが終わらない…」
そんな風に感じているなら、もしかすると、自分で自分を忙しくしているのかもしれません。

頑張るのが当たり前になっている人ほど、「もっとちゃんとやらなきゃ」「ちゃんと決めなきゃ」と、無意識に自分を追い込んでしまいます。

でも、大丈夫。
完璧を手放して、“ちょっと力を抜く”ことで、驚くほど日々は軽くなります。

今日は、そんな「忙しさ」から逃れるための3つの習慣をご紹介します。


1. すべて完璧にやらない(むしろ60点でいい)

「もっと丁寧に」「もっとしっかり」…その意識が、あなたを疲れさせていませんか?

たとえば、メールの文面に時間をかけすぎたり、資料の細部にこだわりすぎたり。
でも正直、相手はそこまで気にしていないことがほとんどです。

60点で一度出してみる。
そのくらいの気持ちで進めてみると、案外うまくいくものです。完璧じゃなくても、ちゃんと伝わります。


2. 優先順位を完璧に決めようとしない

「どれから手をつけよう?」と悩みすぎて、動けなくなることってありませんか?
実は、優先順位は最初から完璧に決められるものではありません。

やってみてから気づくことも多いんです。

だから、迷ったらこう考えてみてください。
**「今、一番気になることから始めてみよう」**と。
ざっくりでいい。動き出すことの方がずっと大切です。


3. 後回しにしても罪悪感を持たない

「後でやろう」と決めたのに、なんとなくモヤモヤしている…
それは、後回し=悪いことという思い込みから来ているかもしれません。

でも、後回しは悪ではありません。
「これは今じゃない」と判断できるのは、立派な選択です。

むしろ、自分の限られた時間とエネルギーを守るために、後回しは必要な技術です。
罪悪感を手放すだけで、心の余裕が生まれます。


忙しさを減らす鍵は、「手放すこと」

頑張っている人ほど、「ちゃんとしなきゃ」に縛られがちです。
でも、全部をきっちりやろうとすると、時間も気力もどんどん消耗してしまいます。

60点でいい。完璧じゃなくていい。
そう思えるようになるだけで、気持ちも行動も軽くなります。

そして、その浮いたエネルギーは――
ほんとうにやりたいこと、目指していることに集中するために使えばいい。

「ちゃんとしすぎ」を手放して、本当に大切なことに集中できる日々を、少しずつ取り戻していきましょう。


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