【雑誌】日経ビジネスアソシエ(Associe) 2014年12月号はノート特集でした
さとかずです。
またもや雑誌ネタですいません^^;
今月号のビジネスアソシエは「成果を出す人がやっているノートの使い方で差が付く思考術」という特集でした。
これだけIT機器が発達して、情報なんていくらでも蓄えられるのにいまだに手書きのノートにこだわる人が多いですね。とかいう、わたし自身も手書きのノートの使い方に試行錯誤しております(苦笑)。どうしてもノート術やら手帳術のタイトルがつけられた雑誌には目が行ってしまいますね。
今月の特集内容
著名人の思考整理方法
今月の特集内容はPart1で著名人の思考整理方法の紹介、Part2でノートを使っていかに思考を整理するかを紹介しています。
まずはPart1のほうですが、良品計画会長の松井忠三氏、ヤフーチーフストラテジーオフィサーの安宅和人氏、デザイナーの佐藤可士和氏、トヨタ自動車、ユーグレナ社長の出雲充氏の思考法について紹介されています。
まず松井氏ですが、問題を見つける力を身につけるトレーニングとして、同業他社の気になった新聞記事を切り抜きした上で、好調、不調の原因を考えるそうです。時には自社に照らし合わせてどうしていくべきかをシュミレーションするとのこと。また、自分だけで問題を見つけられない場合は既に解決している先人に話を聞くなどの情報収集を行うそうです。そうして洗い出した情報を手帳に書いていき、その中でも重要な情報はパソコンに保存する、といったことをされるそうです。
次に安宅氏ですが、まず何をアウトプットするかを考えることから始めるそうです。普通はインプットから始めてしまいますが、インプットしてもアウトプットしなかったら何も考えていないのと同じことと言っています。たしかにそうですねとうなずいてしまいました。また、安宅氏はマッキンゼー出身ということでコンサルティングの経験から培った、解くべき問題を見極めることを重視し、情報を洗い出す際ももれなくダブりなく洗い出す(MECE)が大事だといってます。
次に佐藤氏ですが、三井物産の社章を変えたときのエピソードについて書かれています。佐藤氏はデザインの方向性を決めるために9カ月もかけて社員へのヒアリングやビジネス現場、歴史を取材したそうです。そうして集めた情報をもとにどのような変更の切り口にするのか決めていったそうです。
次にトヨタ自動車ですが、魚の骨(フィッシュボーン)について紹介されていました。QCとかやっていればおなじみの問題解決方法です。なぜを5回繰り返すというのは有名ですよね。
最後に出雲氏ですが、思いついたら即着手するというシンプルなルールです。思考というよりは行動に重きを置いてる気がしますけどね。
ざっと読みましたが、みなさん普通のことをごく当たり前にやられています。多分ごく当たり前のことを淡々とこなすことが結果を残すんだと思いました。一番難しいですけどね^^;
ノートの使い方
Part2は頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?との連動企画になっていて、大前研一氏の方眼ノートの使い方とか、フレームワークとかの紹介になっています。「頭がいい人~」についてはわたしも読んでるのでまた書評を書こうと思っています。
作業処理方法
Part3では思考整理した結果をどのように作業に反映させるかという点について書かれています。GTDだったり、タスク管理の方法に終始していますね。
今月号の感想
わたしの場合、問題解決の本や手帳術、ノート術のビジネス書籍は読みまくっているので特に目新しいことはないかなという印象ですが、おさらいにはなりました。けれどもノートというツールを使うことは最近よく考えます。子供の頃はそもそもメモするより記憶する方が楽って考えていたので、社会人になってからもあまり使い方を考えないで過ごしてきましたけど、ノートに記録することの重要性をほんとに認識するようになりました。
今月号は仕事の面だけじゃなく、生活の中でも結構使えるんじゃないかなと思います。読んでみると面白いと思いますよ。
今回はこの辺で。
それではまた!
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