独立を意識したきっかけ
会社を辞めると決めた頃から、元同僚や知り合いに独立しようとしたきっかけを聞かれるようになりました。
独立を意識したきっかけってなんだろう?って自分に問い直してブログを書いてみることにします。
最初はコーチングの練習で
独立を考え始めたのは、実を言うとコーチングを始めてからだと思います。
私が通っていた銀座コーチングスクールではコーチの認定試験に受けるためにコーチングのセッション練習をこなすという課題がありました。
内容はセッション相手を募って一方がコーチ役、一方がクライアント役となり実際にコーチングのセッションをするというものです。
練習の際はクライアント役はコーチングを受けるためのテーマを設定し、コーチ役に伝えるのですが、正直なところその当時は明確な目標設定はありませんでした。
そもそもコーチングを学んだのはコミュニケーションを学ぶためで、コーチになるつもりは毛頭ありませんでした。
セッション練習を始めたばかりの頃は、「人とうまくコミュニケーションができるようになりたい」というテーマで練習をしていました。
少し話が逸れますが、コーチングのセッション練習は全国の拠点にあるスクールの受講生同士で行なっており、facebookで相手を自分で募る必要がありました。
私は岐阜校に通っていたので、最初は同じ岐阜校の方とセッション練習をしていました。
一番初めは対面で行い、二回めは同じ方とスカイプで練習をしたのですが、対面にしろ、スカイプにしろ何を会話していいのか分からずしどろもどろでした。
人の話を聴くのは慣れていないし、自分のことは照れ臭い。
なんでこんなことするんだろうと思っていました。
でもまあ、自分でお金出してまでやっているのだからと言い聞かせてやっていました。
独立をテーマにコーチングを受ける
最初は苦手ながらも必死にセッション練習をしていたのですが、何度かこなすと不思議なもので慣れてくるものです。
人と話すことに慣れてきて、コツを掴んできました。
この時点でコミュニケーションが上手くなりたいという最初の目標は達成してしまいました。
「さてどうしよう、困ったな、次の目標設定を探さないと」
セッション練習のクライアント役の話を聞いていると、皆さん結構大きな目標をテーマに掲げていました。
「独立をテーマにセッションを受けようかな」
そして初めてその時、独立というテーマでセッションを受けてみました。
今から考えれると、いつ独立したいとか何をやるとか何も考えてなくてセッション練習のために設定した目標でしたので、練習の型通りに答えていました。
セッション練習ではコーチ役からいろんな質問が投げかけられます。
- 目標は何か
- どんな未来になったらいいか
- 現時点はどんな状況か
- どういうステップを踏むか
質問はその時々によって様々です。
さて、独立をテーマに目標設定したのですが、セッション練習のためのテーマです。
何も具体的に考えいなかったので、ある意味行き当たりばったりでした。
セッション練習が始まってからコーチ役に「独立をテーマでお願いします」と伝えました。
多分これが他人に対して、独立を口にした瞬間でした。
そのあとは何を話したのか正直おぼえていません。
今から考えるとすごくいい加減なきっかけでした。
(独立したいという思いはどこかでありましたが。)
でも、このあと延々と独立の意識が固まっていったんですけどね。
続きは次回に書きたいと思います。
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